STAFF INTERVIEW - 03
プラント事業部 日進プラント 課長Y.N
プライベートな時間が確保できることで、
子どもの成長を間近で感じることができる。
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Q1.現在担当している業務
日進プラント内にある設備・機器の運転や維持管理をしています。設備・機器を安定して稼働させるには、小さな変化にも目を配ることが重要。日常的な点検も注意深く行っています。また、修繕が必要な場合は、まず何がどうなっているのか状況を把握することから始めます。応急処置で済む場合もありますが、たいていは外部に適切な修理を依頼しなければなりません。修理に必要な情報の精査やスケジュール調整、細かな書類のやりとりなど、大きなことから細かいことまで様々な業務を担当しています。
その他、産業廃棄物や一般廃棄物の処理に関する営業窓口も行います。法人や同業者、個人の方からのあらゆるお問い合わせに対応するのも、大切な仕事です。 -
Q2.入社したきっかけ
前職は廃棄物処理に関わる機械のメンテナンスをしていました。転職前は休みが定まっておらず、ひどい時は1ヶ月以上働きっぱなし。加えて出張も多く、毎日勤務する場所が変わる。そんな状況だったので、心身ともに「安定」とは程遠い仕事でした。「このままではダメだ」と感じていたタイミングで、知人から東伸サービスを紹介してもらいました。話を聞くと、機械のメンテナンスだけでなく、施設全体の運営にも携われる仕事だったので入社を決意。
あれから11年、やりたかった仕事につくことができ、プライベートの時間も確保できるようになりました。仕事が終わったら、自然と家族と過ごす時間に切り替わる。子どもの成長を見届けているという実感があります。子ども関係の行事の日は、絶対に休みが取れるので転職してよかったと思っています。 -
Q3.前職とのギャップ
驚いたのは、焼却炉の違い。今まではハイテクな設備ばかりを見てきたのですが、当社はどちらかというとローテク。しかし、ローテクだからこそいい!という側面にたくさん出会いました。その一つが、融通が効くところ。特にハイテクな機械だと、投入から機械が自動で行うので、人が介在するのは機械に入る手前の工程だけ。誤って大きな金属が機械に投入されてしまうと、引っかかってしまい機械が緊急停止します。そのため、機械に入る前の選別・分別を誰かが担当する必要があります。
今の焼却炉は、そもそも自動投入をしないので、廃棄物が原因で機械が止まることはかなり少ない。そういった面でも、必ずしもハイテクな機械がいいというわけではないということを知りました。また、前職では1つの設備を継続して管理することはなかったのですが、今は日進プラント内の設備管理を永続的に行います。機械の特性を把握しているので、メンテナンスしやすいと感じています。
専門的な知識を深めるために、4年前に産業廃棄物処理検定という資格を取得。スタンダードな知識は業務の中で先輩方に教えてもらうことが多いのですが、世の中にはいろんな「廃棄物」があります。それらを適切に処理するには、知識も増やしていかなければなりません。廃棄物の数だけ処理方法があると捉えると、奥が深い業界ですね。
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Q4.やりがい
日進プラントの稼働を止めないというところにやりがいを感じています。というのも、今は焼却炉をはじめとする設備が全体的に老朽化しており、うまくメンテナンスしながらでないと、稼働が止まってしまいます。稼働が止まると、当然従業員の仕事もなく待機するしかなくなってしまいます。
人間に例えると焼却炉が体、ポンプや小さな機器は臓器。1ヶ所でもダメになると健康でいられなくなってしまいます。だからこそ、うまくメンテナンスすることが重要です。大切なのは予備の管理。部品が壊れて1ヶ月入荷しませんという状況に直面したら…考えるだけで恐ろしいじゃないですか。そういったことが起きないように、重要な部品や機器類でバックアップできるものは必ず予備を持っておく。そして、適切な時期に交換することを徹底しています。日進プラントの焼却炉は、もうおじいちゃんです。部分的に新しい鉄板に張り替えるなど、中も外も順番にメンテナンスしています。